府中市「ケアラーワークス」さん視察

2月26日(月)府中市にある「一般社団法人ケアラーワークス」さんへ視察に伺いました!

 

ケアラーワークスさんも、当法人と同様、日本財団の支援のもとヤングケアラー支援(自治体連携モデル事業)を実施されていますが、チャットでのやりとりや若い世代のケアラーさんが安心して話せる「けあバナ」、夜の時間帯にホッと一息つきながらリラックスして、若い世代のケアラーについて共に学びあう「Carers Bar」、ヤングケアラーの理解と普及啓発を目的とした「出張講座」など、精力的に活動をされており、「ここは必ずいかねば!」と以前から視察のお願いをしておりました。

しかも今回の視察、代表の田中さんが、ケアラーワークスだけではなく、府中市の子育て施設も見学できるように取り計らってくださっており、府中市の「たっち」「みらい」という施設も見学することができました!両施設とも商業施設の中にあり、行政サービス利用の前後に買い物できたり食事できたりと、おっくうになりがちな行政手続きが、生活の楽しみの流れで可能だというのは、よく考えらえているなーと感じました。また、府中市は子育て世代を応援する市民活動が非常に盛んで、様々な団体が活動されているところも、ちょっとうらやましかったですね。

 

「たっち」「みらい」の見学の後、ケアラーワークスのスタッフの皆さんとの昼食を挟んで事務所に伺いました。代表の田中さんは10年以上前に若年認知症の親と向き合う子ども世代の集い「まりねっこ」を立ち上げられ、そこから支援活動を継続されており、まさにヤングケアラー支援のプロなのですが、スタッフの皆さんもあれこれ話を聞いてみると、この活動への情熱と信念を感じる方たちばかり。みなさんから、今後のまつなぎやでの取り組みへのアイデアをたくさんいただき、充実した一日となりました!

改めまして、ケアラーワークスの皆様、この度の視察・見学の受け入れ、ありがとうございました!!

「子どもの居場所 まつなぎや」は、日本財団の支援を受け、NPO法人schootが運営しています。

 

 

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