ヤングケアラー支援事業

ヤングケアラー支援事業「まつなぎや」は「三つの柱」を事業としてとして掲げています。

①相談支援事業

電話/メール/LINE等による相談と、「まつなぎや」への来所による相談を実施しています。

 

複数の相談チャンネルを設けることで、相談者が利用しやすい環境を整えています。



②周知・啓発事業

  • 医療・福祉関係者向け

医療機関、福祉事業所に対してヤングケアラー事業に対して啓発・理解のための研修を行います。

  • 認知向上の施策

ヤングケアラー支援事業理解のために、研修での理解・啓発を行います。さらにホームページやSNS・チラシ配布等による認知向上のための広報活動を行います。

 

現在までの研修実績

・学校管理者向け研修会(小、中、高校、市教委等)

・市役所内部職員向け研修会

・大村市要保護児童対策地域協議会代表者会議にて講話

・民生委員・児童委員への全体講義

・大村城南高校教員向け研修会

・障害者自立支援協議会(障害児・者の支援関係者)での研修

 ・県立養護教員への講話と見学

研修の依頼は随時受け付けております。

問い合わせからご相談ください。

 



③居場所事業

当施設「まつなぎや」における普段の来所相談に加えて、定期的にイベント開催を予定しています。

イベント内容としては多世代間の交流・地域交流、またピアサポートのための当事者の会等を開催予定です。


ヤングケアラー支援事業に関して


ヤングケアラー支援に関して、すでに多くの自治体で相談業務が開始されていますが、私たちは相談事業だけでなく「居場所の提供・運営」を支援の中核に据えています。

 

これは、ヤングケアラー支援に関して「単発の相談による解決が非常に難しい」ためです。

実質的にヤングケアラーを支援する場合、いわゆる「伴走型支援」としての関わりが必要不可欠になってきます。

  

「伴走支援型居場所提供」の目的


・「本人が抱える問題が重篤化することを未然に防止する」

・普段から顔を合わせ、居場所を提供することで、「相談しやすい関係性を緊密に作る」

・ヤングケアラーとしての自覚の芽生えや、奥底の本音が言えるようになるまで「まつなぎや」で長期支援が可能。さらには本人のニーズにあった支援が行える

・家でも学校でもない、地域として大人たちが子どもを見守り応援する「ネットワークの場づくり」ができる

 

図:日本財団HPより

「まつなぎや」の名前に込めた願い


「まつなぎや」という名前は、人と人との関係性を築き・つなぎ、個々が自立していくことを願って付けました。

子どもの居場所 

「まつなぎや」 

 

長崎県大村市竹松本町1000−21


TEL:080−4285−0279


メール:matsunagiya@gmail.com

 

火~土曜日 10:00〜18:00

「子どもの居場所 まつなぎや」は、日本財団の支援を受け、NPO法人schootが運営しています。

 

 

日本財団については、こちらをご覧ください。